2022年3月に行われた、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンが見事優勝を果たしました。
選手を信じ切った栗山監督の言葉が、今話題になっていますね。
こちらの記事では、心に響く栗山監督の名言をまとめてみました。
是非最後までご覧ください。
栗山監督が語った ”最後はお前で勝つんだ”
WBCが始まり中々いい成績が残せないでいた、4番の村上宗隆選手(ヤクルト)。
WBC中に、4番から5番へ降格することになりました。
準決勝の9回裏。1点差でメキシコに負けていた侍ジャパン。
ノーアウト1、2塁の大チャンスで、5番村上選手に打席が回ってきました。
村上選手は、バントも頭をよぎっていたそうですが、栗山監督からの
『宗に任せた。思いっきり行って来い!』という言葉が後押しになり、見事サヨナラ2ベースヒットを打ちました!!!
栗山監督は、
あんなバッターではないので。世界がびっくりするようなバッターである。それを僕はWBCで証明したいと思ってやってきた。その彼を信じる気持ちは揺るぎないものがあるし、それはずっと本人に言ってきた。1本出れば一気に行ける可能性は出ていたので、あれだけのバッターが最後まで打てないことは絶対ないと僕は信じていました。
と涙を浮かべながら語っていました。
栗山監督が語った ”あいつは天邪鬼なんで”
2023年3月22日に行われた、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、アメリカ対日本の決勝戦。
3:2と1点リードで迎えた9回の表。
大谷翔平選手がマウンドに上がりました。
フォアボールで1塁へランナーを出してしまうものの、次のバッターはセカンドゴロになりゲッツー。
2アウトで迎えた、アメリカのトラウト選手。
大谷翔平選手は同じチームであるトラウト選手との勝負になり、見事三振で勝利して、優勝を果たしました。
栗山監督は、最後の回で大谷選手を選んだ理由についてこう語っています。
あの試合の流れの、あの一流選手のバッターが並ぶ、あの1点差で投げるピッチャーは本当に難しかったと思う。
迎える最後の回はこの人が投げてやられたらしょうがないという選手が行くべきだと思った。
栗山監督は大谷選手のことを、『あいつは天邪鬼なんで。』と語っています。
大谷選手が投げれるのか、投げれないのか、投げたいのか、投げたくないのか。
その場の空気で読み取っているそうです。
栗山監督にしか出来ない、大谷翔平選手への配慮であり、栗山監督にしかわからない大谷翔平選手の一面があるのだと感じました。
栗山監督が語った ”かっこいいなぁ!と思ったと思う”
栗山監督は、会見で記者からの
『これからの未来を担う子どもたちへメッセージをいただけますか。』
という質問に対し、こう答えました。
単純にみていてもらって子供たちが、『かっこいいなぁ!』って本当に思っていただけたと思うので。
自分がこうなりたいって本気で思った時、人は頑張れると思うので。
そういう姿を選手たちは示してくれた、見せてくれたっていうのはすごく大きかった。
そこに向かって子どもたちに頑張ってほしい。
と語りました。
栗山監督が何度も語っていたのが、
”先輩方から受け継いだことを、僕たちが伝えていかなければならない。”
この言葉は、すごく心に響きました。
まとめ
こちらの記事では、2023年3月に行われた、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での栗山監督の名言や心に響いた言葉をまとめさせて頂きました。
誰よりも選手のことを想い、誰よりも信じ、戦った栗山監督。
栗山監督に監督を続けてほしいとの声が多い中で、
”今日で監督終わるので。明日からは何も肩書きのない人になるので”
と語った栗山監督。
”いつもこれで終わりだと思って、全力で戦っているので。なので終わりは終わり”
『また、声がかかったらその時は・・・?』
という質問に対しては、
『その時はまた考えます。』
と栗山監督は語っていました。
2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、日本代表悲願の世界一!
本当に心からおめでとうございます。
そして日本中に感動をありがとうございました!
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